お題「夢と挫折」
Netflix火花お題「夢と挫折」
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気になるお題だったので乗っかって更新してみます。
世の中の多くの人が、「将来の夢」を持っていた(る)ことと思います。
幼い頃はもちろん、大人になっても様々な夢を抱きながら生きている人は沢山いる筈。
その夢の形が、年齢を重ねるにつれて様々な変化をしている人もきっといることでしょう。
さて、今現在3○年間生きてきているわたしですが、今でこそ夢らしい夢はなくなってしまいましたが、20代前半の頃には夢を持っていたものです。
その夢とは……
地元のライブハウスの専属バンドのボーカル
でした。
そのライブハウスは、50~60年代のアメリカンポップス(いわゆるオールディーズと呼ばれるものですね)や、グループサウンズやザ・ピーナッツなんかを専門に演奏するところでした。
キング・オブ・ロックンロール、ElvisPresley
わりとCMでも使われているので、聞いたことがある人も多いのでは。
男性はスーツにリーゼントで足元はラバーソール。
女性はポニーテールにワンピース。
ステージではそんなレトロなファッションに身を包んだバンドメンバーが歌ったり踊ったりしていました。
このCMなんか、かなり雰囲気が近いかな。
こういうダンスではなかったけどね。
わたしがそのライブハウスを知ったのは高校生くらいの時。
踊るのが昔から大好きだったし、初めて知ったオールディーズという音楽の世界、目の前で歌ったり踊ったりしているバンドメンバーにすっかり心を奪われて、ダメ元でオーディションを受けてみました。
……まぁ落ちましたけど。
そこから一旦そのライブハウスから足が遠のきます。
そのあと、また別の友人に誘われてそこに久々に行くことになり、「やっぱり楽しい!」と思ったわたしは、それ以来足しげく通うようになりました。
行くたびにハマっていき、そしていつの間にか好きが高じてスタッフとして働き始めます(笑)
そして、どういうタイミングだったかは忘れましたが、「実はボーカルを目指している」と上司に話す機会があり、「研修生」という名目で、閉店後や営業時間の合間を縫ってレッスンをつけてもらうことに。
自分なりには頑張っていたつもりでした。
けどねぇ、今思うと全然頑張っていなかったなぁって(笑)
歌の練習も、カラオケに行ってやってはいたけど、足りなかったなぁって。
そうこうしているうちに、なんかお店が忙しくなり練習してもらえる時間もなくなってきてフェードアウトしちゃって。
わたしの情熱もちょっと薄れてしまったというか……うん。
そんな尻すぼみな感じでわたしの夢のレールは途切れてしまいました。
あの時もっと頑張っていたら違う未来があったのかなって、思わなくはないけれど……
もしボーカルの夢が叶っていたらジャニヲタのわたしはきっといなくて。
今の友達と出会えてもいないと思います。
そう考えると、何が正解だったかわからないなぁって。
歌うのも好きだし踊るのも好き、そのライブハウスもオールディーズも好き。
だけど、スタッフとして中に入ったことで見えてくる嫌な面も、残念ながら沢山ありました。
好きなものが溢れている世界だからって、いいことばかりじゃないんだよなぁ。
ジャニーズの世界もそうなんだろうな。
嫌になることとかもきっとあるんだろうけど、それでもアイドルを続けてくれて、アイドルそして生きてくれている人たちに感謝しかないです…。
……何が言いたいかわかんなくなってきた。
っていうかこんな自分語り、何が面白いんだよ!!!!👈
まぁ、あれだよ。
夢を諦めたからって、悪いことばかりじゃないよっていう、そんな感じのことです。
皆それぞれ無数の未来が広がっていて、どれを選びとってもきっとプラマイゼロ。
どの未来にもいいこと・悪いこと様々あるはずだから。
わたしは今自分が「選びとった現在」を大事にしたいです。
余談ですが、研修生として練習させて頂いていた途中で1回、そしてお店を辞めるその最後の日に1回。
計2回ボーカルとしてステージに立つ機会を頂けました。
家にその映像が残っているからたまに見返すんだけど、まぁひっどい(笑)
ひっどいけど、楽しそうな自分がそこにいます。
特に最後の日は、たくさんの常連のお客様がわたしの為に(こういう言い方するとちょっとアレな感じするけど)お店に来てくれて、ステージを見てくれたりお花やプレゼントをわざわざ下さったりして……うれしかったなぁ。
間違いなくわたしの人生で1番輝いていた1日でした。
……ジャニーズとまったく関係のない話題でごめんね(ФωФ)