クロスハート覚書その④
さぁ―て…公演終了から1週間以上経過していますが、果たしてちゃんと完結させられるのでしょうか…
いや、がんばる。うん。わたしやればできる子。YDK。
出来たら今回で終わらせたいと思っているけど、まぁ無理だろう(笑)
とりあえず書き進めてみます!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
我らはリベルテ
晩餐会からリュック達の家へ帰ってきたリベルテ派の5人。
カミーユの必死の訴えのお陰でブルゴーニュ派に属することにならず、安堵している様子だ。
ア「でも会議の結論が出なくて本当に良かったよね!このままだったらこの村はブルゴーニュ派になっていたんだから…それもこれも、全部カミーユのお陰ね♡」
マ「すごい度胸だよね!」
カ「そんな…私、ただ夢中で…」
リ「必死さが伝わってきて凄かった!ありがとう」
ア「カミーユ、これであなたも私達の本当の家族ね」
ニ「よーっし!それじゃあこれからどうするか作戦会議だ!」
マ「作戦会議だ!」
ニ「…その前にさ~…アルセーヌ、なん食べ物ない?俺腹減っちゃって…」
ア「(笑)はいはいはい、ちょっと待ってて?」
カ「あ、わたし手伝います」
リ「おいニコラ、食べるんだったらいい案だせよ?」
ふん…っ!!!!とめちゃくちゃリキむニコラ。
リ・マ「なんか…違うもんが出たりして…?」
ニコラがオナラをして3人で大爆笑。*1
アルセーヌとカミーユが食事の支度を済ませて戻ってくる。
爆笑している男3人を見てピンとくるアルセーヌ。
ア「カミーユ、覚えておきなさい?男の人がこれだけ笑うってことは、多分シモの話よ」
カ「しも?…あ!しもって、さむーい冬の朝に降りるアレのこと?*2」
カミーユ以外の全員爆笑。
マクシムがカミーユに「シモ」を教えようとしたところでアルセーヌが男性陣を睨む。
ア「さ?乾杯しましょ?*3」
リ:自由を勝ち取ろう、何としてでも
どうせ命を賭けるのならば生きる価値のある道を選ぼう
ニ:預けよう、この命を
マ:僕も預けよう*4
リ・ニ・マ:抜け出してみせよう、乱れたこの世から
皆の力あわせ進もう、リベルテ!
ア:平和な毎日、溢れる笑顔
カ:静かな生活、明るい未来
ア・カ:手に入れる為に立ち上がる今こそ
リ・ニ・マ・ア・カ:我らはリベルテ!
ここの歌割も自信ないなー…
これから先どうするかを話し合い始める。
リュックの様子を見て「もう何か考えてるね」というマクシム。
リュックの考えは、シノンにいる王子シャルルに会うというものだった。
王子シャルルに会って自分たちの考えを聞いてもらえれば、何か現状を打破できるのでは…リュックはそう考えていたのだ。
シノンに行くのは危険すぎるから自分ひとりで行く、とリュックは言うが、ニコラ・マクシムも「自分たちも行く」と。*5
カミーユとアルセーヌには待っているよう伝え、明日ルヴァンの丘で待ち合わせをしようということで、その場は解散。*6
このシーンのどこかでカミーユがリュックに渡したいものがあると言っておいでおいでって手をぴょこぴょこするのがあったんだけど、どの辺だったか…とにかくそのカミーユが可愛すぎて初見の時思わず「かっわいい…」って呟いちゃったよね…
エルネストがティエリを呼び出して話をしている。
ティエリはセザールが好き、だがセザールはアルセーヌのことが好き…いいのか?とティエリに問うエルネスト。
ティエリは「人の気持ちはどうしようも出来ない…だけど(だから?)苦しくて切ない」と言うと、我慢できず涙をこぼしてしまう。
ティエリはそのままエルネストの肩にもたれ言う。
「ごめん…少しだけ泣かせて」
リュック達の家を後にしたニコラとマクシム。
マ「ねえ、ニコラ。アルセーヌのこと好きなんだろ?最後のお別れしなくていいの?」
ニ(動揺する)
マ「よしよしってするとか、ぎゅってするとか、ちゅってするとか、ぺろってするとか、ぺろぺろってするとか、ぺろぺろぺろってす(ry」
ニ「ぺろが多いよぉぉぉぉ……ぺろは付き合ってからだろうがぁぁ……(崩れ落ちる)*7」
ニ「っていうかお前最後の別れなんて縁起でもねえこと言うんじゃねえよ!!(マクシムの首をガッと絞める)」
マ「あぁぁぁああああ、やっぱこれかよおぉおぉぉおお!!!」
ニコラがマクシムの首を絞めたまま一緒に退場。
セザールとジルベールが2人で話している。
リュック達の言っていることは間違っていないが、今はその時ではない、というジルベール。
セザールもジルベールの意見に賛同しているようだ。
しかし、セザールの本心は違うのではないか?と思っているジルベール…無理やりブルゴーニュ派になる必要はない、自分の生きたいように生きろと言う。
そしてジルベールは、セザールがアルセーヌに思いを寄せていることも見抜いていた。
こんな時代に生まれて来なければきっと幸せになれただろうに…そんな夢の様なことをつぶやくジルベールだった。
セザールとアルセーヌの想い
セ:この美しい夜空を君は見ているのかな
いつまでも変わらない、まばゆい輝き
ああ、アルセーヌ…君は君のままで
そのままでいい、偽りのない君の輝きア:美しい星たちのきらめく光は
ずっとずっと前から放たれた光
見えてはいるのに、今ではないのね
目に見えてるだけが本当だとは限らないああ、セザール
今のあなたも
セ:今の君も
セ・ア:変わりはしない、あなただから
セ:嘘のない君も
ア:目に見えないあなたも
セ・ア:心は変わらない、愛は始まっている
セ・ア:だけど今の二人は違う道を選んでいる
近付くけれどもすれ違うだけで
近くにいるのに届きはしない
結ばれない運命
それが二人の道
ア:走り出した愛の道は
セ・ア:並んだままで 一つにならないのか
二人の愛の道は
舞台上で一緒にいるけれど、それぞれがお互いのことを想いながら夜を過ごしている感じだと思います。
切ないね…近くにいるのに、思いは同じなのに結ばれることは決してないのが運命なんてね…
リュックとカミーユの想い
ルヴァンの丘でリュックがひとり、ニコラ・マクシムが来るのを待っている。
カミーユへの告白を練習してみるものの、なかなかしっくりこない。
そしてリュックは、なかなか伝えられないカミーユへの想いを歌にのせた。
リ:初めて出会った、君の瞳の真実
最初に見た、飾らない君の笑顔
どれも嘘のない、けがれのない、きれいな心
カミーユ…君は僕の天使
ずっとそばにいて欲しい、他には何もいらない
包まれる優しさ…安らげるんだ
いつまでも僕の隣に、それだけでいい
だけど伝えられないんだ、うまくこの想いを
たった一言、言えばいいのに
結婚して欲しいと
するとそこへカミーユがやってきた。
リュック達の見送りをしに来たらしい。
リュックはベルトにカミーユから貰ったお守りを身に付けていた。
2人で仲がよさそうに夕焼けを眺めていると…
ア「ぉぉおおお邪魔で御座いましょうが姉登場!!」
そこへやってきたのはアルセーヌだった。
アルセーヌもシノンへ一緒に行くと言うのだ。
危険だからやめておけ、というリュック。
ア「待っているっていうのが嫌なのよねー♪カミーユもそうでしょ?」
カ「え?」
ア「こいつったら、早く言えばいいのに…(カミーユの前で跪いて)❝カミーユ、愛しているよ、僕と結婚して❞」*9
リ「?!?!?!?!?!もおおおお姉さん!!!ニコラ達が来てないか見てきてよっ!!!!!」
カミーユに言いたくて言えないことを代弁するアルセーヌに焦るリュック、慌ててアルセーヌをその場から立ち去らせる。
立ち去る前にガッツポーズをしてリュックにエールを送るアルセーヌ。
カミーユは、そんな2人のやりとりを笑いながら見つめ言う。*10
カ「いいお姉さんね」
リュックはバツが悪そうな様子だ。
さっきのように 2人がまたいい雰囲気になったところで…
ア「…たいっっっへんお邪魔で御座いましょうが再び姉登場!」
(慌てるリュックとカミーユ)
リ「もう!今度は何?!」
ア「あちらにニコラとマクシムが来ております」
リ「わかったから!!すぐ行くよ!!!!」
アルセーヌ退場、カミーユとリュック2人だけがその場に残る。
…アルセーヌは応援したいのか邪魔したいのかどっちなんだ(笑)
待ってるから!とカミーユが告げると、リュックはシノンへ向かうのだった。
カ:リュック、あなたを愛しています
待っています、いつまでも
いつまでも
ここでクロスハート覚書その②の冒頭のシーンに戻る。
シノンへ向かう途中の4人。
リュック、ニコラ、マクシムが先を行き、少し遅れてしんどそうにアルセーヌがついてくる。
ア「(ぜえぜえ言いながら)もうちょっとゆっくり歩いてよぉぉ……」
ニ「(アルセーヌの真似?じじいっぽく)もうちょっとゆっくり…」
リ「姉さん、ここは一本道だから危険なんだ、早く行かないと…」
マ「(リュックの真似をしながら)姉さん、ここは」
ア「あーーーぁ、冷たい弟だこと!」
リ「だったらついてこなきゃ良かったんだ」
ニ「そうだよ、カミーユと一緒に待っていた方が安全だったのに」
マ「ここを抜けても、危ない場所はまだたくさんありますからね?」
ア「何よぉ、みんなして…!はいはいはいはい、そうですよねー?」
ニ「ねー?(アルセーヌの動きの真似)」
ア「ついてこなきゃよかったんですよねー?」
マ(動きだけアルセーヌの真似)
先を急ごうとするリュック達…しかしそこにはセザール達の姿が。
リ「俺たちは王子シャルルに会わなければならないんだ…頼む!道をあけてくれ」
しかしセザールは聞く耳を持たない。どうしても行くというならお前たちを殺す 、と剣を抜く。
リ「どうしてお前はそんな奴になっちまったんだセザール?!」
セ「これが選んだ道なんだ…!」
ブルゴーニュ派とリベルテ派の決闘が始まる。
セザールとリュック、エルネストとニコラ、ロドリグとマクシム、ティエリとアルセーヌでの殺陣。
一組ずつ順番にスポットライトが当たり、セリフ。
エ「今の世の中分かっているのか?!」
ニ「それがどうした、自由と平和を求めて何が悪い!!」
ロ「死んだらっ…何もかもおしまいなんだぞ…?!」
マ「お前だってそうだろ、やめるんだ…っ!」
テ「セザールに従え」
ア「どうしてそこまで…!?」
テ「命を掛けてでも…彼を守る!!」
なおも続く争い…このままでは先へ進めないと思った(かどうかは定かではないけれど)リュックは、ニコラとマクシムだけでも先に進むよう促す。
リ「ニコラ、マクシム、お前たちだけでも先へ行け!!」
マ「アルセーヌは?!」
ニ「アルセーヌは…俺が守る!!!」
刀を交えていた途中、セザールの意識に取り込まれてしまった筈の悟がセザールの脳内に呼びかける。本当にそれでいいのか、と。
ここでセザールが動く、なんとアルセーヌの腕をつかまえて告白をしたのだ。
セ「アルセーヌ、お前を愛している」
アルセーヌをセザールから引き離し(それが誰だったかは覚えてない…)、ニコラ・マクシム・アルセーヌの3人でシノンに向かうことになる。
セザール(悟)が運命を変えたのだ。
セザールとリュックは剣を交え、セザールによってリュックは致命傷を負いながらも、こう告げる。
リ「何かあると…信じていたよ…」
また、セザールも瀕死の状態。
2人して地面にばたり、と倒れ込み、言った。
リ「来世で会おうぜ」
リ・セ「友よ……!」
戻ってきたエルネスト・ティエリ・ロドリグが重傷のセザールと死んでしまったリュックの姿を見付ける。
ロ「早く手当てをしないと!リュックはどうする?」
エ「大した奴だった…手厚く葬ってやろう」
ロ「わかった」
エルネストとティエリでセザールを、ロドリグがリュックを抱え、全員退場。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
公演終了から約2週間経つとほんと忘れてるなぁと思います…
「来世で会おうぜ、友よ!」のとことかこんな軽くない…(泣)
でもそんな風に思ってたらきっと終わらないから…仕方ないということにする。
次でラスト!ゴール見えてきたな、長かった…(笑)
*1:ここがアドリブポイントで、毎公演違うことしてたみたいで面白かった!大千秋楽ではマクシムにもオナラさせて、リュックに嗅がせていた(笑)
*2:本当はもう少し何か言ってたよね…
*3:この時のアルセーヌの冷ややかな目が良かった(笑)
*4:このニコラ・マクシムのパート、リュックとの掛け合いだったと思うんだけど…リュックの歌ってた歌詞がわかんない…
*5:マクシムが「僕も行きますよ!ニコラひとりじゃ、頼りないですからね!」って言ったり、ニコラが「まぁ3人いりゃ何とかなんだろ!」って言ったりしてた。めっちゃ雰囲気良い~~~~
*6:カ「必ず、帰ってきてくださいね」マ「うん、必ず」って会話や、マクシムがカミーユに「おやすみ」って言うその声のトーンが優しくて死んだ……
*7:ここもアドリブポイント!大千秋楽は、ニ「もしもぺろってしたらアルセーヌ、どんな反応するかな…?」マ「……生理的に無理」っていうやり取りしててかなり面白かった(笑)
*8:リュックは照れ隠しからか「俺を救ってくれた恩人から貰ったものだから」と言っていた
*9:この跪き方がめちゃくちゃかっこよくて惚れました…!