クロスハート覚書その⑤
完結編です―――――――――――――――――――――!
長いだけでまったく意味が分からないまとめでしたが!
本当に残念なわたしの脳みそと文才……
でもやると決めたことはちゃんとやるの……
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舞台は半年後。
リュックは死に、セザールも重傷を負って面会謝絶状態だった。
ロ「エルネストぉ、どうしてジルベール様はセザールに会わせてくれないんですかねぇ?」
エ「死ぬところだったんだ、仕方がないだろ」
ロ「いやでももう半年も経つんですよー?」*1
セザールと会えないことを残念がっているロドリグ。
しかしエルネストによるともうすぐ会えるということだった。*2
するとそこへ、シノンへ向かったニコラ・マクシムが現れた。
見事に王子シャルルに会い、見事にラナチュール村独立宣言の文書を手に入れてきたという。
マ「時間はかかったが、僕たちは信念を貫いた」
エ「そうか…」
ニ「…それだけか…?」
エ「それだけって?」
ニ「リュックの死に敬意を払えってことだよ!!」
ロ「それはセザールにも言えることだろ!!」
ニ「それは違う、噂によるとセザールはまだ生きているようじゃないか?」
対外的に、セザールも命を落としたことになっていた(もしくは重傷を負いもう回復は見込めないと思われていた?)が、ニコラはそうではないことを知っているようだ。
なんやかんやあってニコラ・マクシムは退場…ごめんなさいどうやってはけたか思い出せない……
エルネストとロドリグの2人が残ると、後ろから誰かが現れた……セザールだ。
元気そうなセザールの姿を見て嬉しそうなエルネストとロドリグ。
セザールも、エルネストとロドリグのことがちゃんとわかるようだ。
セザールが回復してエルネスト・ロドリグが喜んでいるのも束の間、2人に任務を言い渡すセザール。
別の村でアルマニャック派が幅を利かせてきているから、すぐに加勢に行ってほしいと言うのだ。
急なことで驚く2人だが、セザールの頼みだから仕方がないと急いで用意をしに行く。*3
セザールひとりがそこに残ると、タイミングを見計らったかのようにジルベールがやってきた。
セ「…これでいいんですよね?ジルベール様」
ジ「あぁ…セザールの取り巻きを、出来るだけ遠くに放した方が良い…あとはティエリなんだが…」
セ「ティエリか…上手く出来るだろうか」
要領を得ない会話を交わす2人…
ここで衝撃の事実が発覚する。なんとあの半年前のリュックとセザールの争いの際、セザールもリュックも命を落としていた。
セザールは脳だけ死に、身体は辛うじて無事な状態…そしてリュックはその逆だった。
何とかセザールの命を救いたかったジルベールは、ミカエルに懇願し、リュックの脳をセザールに移植してもらったというのだ。
この話をするところくらいから、後ろでこっそりティエリが話を聞いている。
ジルベールはリュックに、セザールとしてリベルテ派で生きていってはどうか、と提案するが、勿論出来る筈もない…
リ「そんなことはできない、俺はリュックなんです」
ジルベールは、自身の我儘でリュックにひどいことをしたという想いの、そしてリュックは、こんなことならあの時死んでいた方が良かった…という現状の辛い想いを、それぞれ歌う。
この歌が本当に思い出せないんです…つらい…「神に縋るものが…」「出来ることなら殺して」「生きるも地獄とはまさにこのこと」っていう部分的な歌詞なら出てくるんですが…
先程セザールとジルベールの話を盗み聞きし、自分の苦しみを思わずこぼすティエリ。
テ:今でも変わらないあなたへの強い想い
抑えてきたけれど負けそうな心
もうこの私には、失うものなどひとかけらも残っちゃいない
有るのはただ憎しみだけ
今の私の支えがそれだけだなんて…
悲しすぎる、こんな生き方*4
セザールの姿を見付けたティエリ。
お前は本当にセザールじゃなくてリュックなのか?もし本当ならお前を殺す、と詰め寄ってはみるもののやはりそんなことは信じられるわけもなく、セザールに泣きついてしまう。
テ「嘘だ!信じられないよ、あんたはセザールだよ…あたしの側に、ずっといてよ…」
しかしセザールはアルセーヌの元へ去っていくのだった。
ティエリはただセザールと一緒にいられれば良かったんだろうなぁ……切ない、、、
ア「❝お前を愛している❞……あの時、どうしてあんなこと……」
半年前のあの時、セザールが言ってきたことを忘れる事が出来ず、アルセーヌは苦悩していた。
そこへ、誰かを探している様子で何者かが走ってやってくる…セザールだ。
アルセーヌはその姿を隠れて見付け、セザールが生きていたことを初めて知る。
慌てて追いかけようとした、その時。
テ「ここから一歩も行かせやしないよ」
ティエリに見つかり、阻まれてしまった。
しかしアルセーヌは動じない。わたしは争うことはしない、と凛とした表情でティエリを見つめている。
ティエリが切りかかろうとしても素手でかわすだけ。
それでも攻撃の手を止めないティエリだったが、アルセーヌが抜いた剣によって右手を負傷してしまう。
アルセーヌが傷の手当てをしようとするが、驚き、拒むティエリ。
ア「じっとして」
その光景を見付けたエルネストは、ティエリがアルセーヌに襲われていると思い慌てて駆け寄り、アルセーヌに迎え撃とうとする。
テ「大丈夫だ、エルネスト!……行って、アルセーヌ」
ティエリがエルネストを制す。
セザールの所へ行け、とティエリが促すと、アルセーヌはセザールの向かった方へと急ぐのだった。
ティエリはここできっとアルセーヌに敵わないと悟ったんだなぁ。
何か言いたげなエルネスト、意を決して口を開く。
エ「ティエリ…何があっても俺がお前を守る。……この間、これを言おうと思ったんだ」*5
思わず涙をこぼしてしまうティエリ…その姿を見てエルネストは、たまらず彼女を強く抱きしめた。
ティエリは動揺しながらも、躊躇いがちにティエリも彼の背中に腕を回した。
果たしてここでエルネストの想いは実ったんだろうか。
完全に忘れるのは時間がかかるだろうけど、きっとティエリがセザールへの思いを断ち切るまで、エルネストは傍で待っていてあげるんだと思うな。
……エルネストと結婚したい。
ルヴァンの丘で夕日を眺めていたのは、カミーユだった。
リュックのことを想い、思わず目が潤む。
?「綺麗な夕日ですね」
声をかけたのはセザールだった。
セザールは、リュックからの伝言をカミーユに伝えに来たと言う。
カ「リュックですか?!リュックは何と言ったんですか?!彼は何と……!」
セ:戦いに敗れて、息を引き取る時に
カミーユ…あなたへの想いを彼は僕に告げたカ:どうか教えてください
セ:彼はあなたが愛しくて、切ないほど愛しくて
それなのに言えなかった…結婚という言葉をこれを渡して欲しいと預かって来ました
カ:私も同じ気持ちでいたのに
彼が生きていれば幸せな気持ちで
毎日朝を迎えていたはずなのに
今は悲しみの夜の繰り返しセ:そんなことでは いけないよ、カミーユ
カ:それから彼は、何を言い残したの?
すべてを知りたい、私への想いをセ:僕は カミーユ 君を幸せにしたかった
僕は カミーユ 君とずっと生きていたかった
今では叶わぬ夢となったけれど
いくつもの歳を重ねてこの丘で一緒に
何度も何度も、夕日を見たかったずっとずっと好きだよ、この世を去っても
いつか争いのない時代に生まれ変わったら
また君と必ず出会って一緒になろうって言うから、必ず言うから
途中からセザールの後ろにリュックの姿が見える(カミーユには見えていません)。
リュックとセザールの動きが完全にシンクロ。
歌はどちらも歌っている部分とどちらかが歌っている部分もあったと思いますが…完全には記憶していません…
ちなみにリュックが歌っているパートでも、セザールは口パクの状態。
リュック・セザールが歌っているときのカミーユがまた良かった…
良かったしか言えない語彙力がかなしい。
そこでカミーユがあることに気付く…お守りだ。
リュックにあげたはずのお守りを、何故かセザールが身に付けていたのだ。
カ「あなた、もしかして…」
カミーユの言葉を遮り、アルセーヌがやってくる。
ア「セザール…あなたがリュックを殺したと…本当なの…?」
カ「セザール…?!あなたが?!」
目の前にいる男があのセザールだと知り、驚きを隠せないカミーユ。
アルセーヌは、セザールへの愛と弟を殺された憎しみとで葛藤している。
そんなアルセーヌの姿を見て、セザールが動いた。
彼女の前で跪き、彼女の持っていた剣で己の胸を刺したのだ。
その場で仰向けに倒れ込み、今度こそ本当にセザールもリュックも亡くなってしまった。
目の前で愛する人が自ら死を選んだことに絶望し、自殺を図ろうとするアルセーヌ…そしてそれを止めるカミーユ。
アルセーヌが泣き崩れ、そのまま暗転。
時は2017年。
悟が前世の運命を変えたことで、悟の父母は別れることなく、母も健康で暮らしていた。*8
陸「芝居、面白くなりそうだな!」
悟「そうだなぁ!」
陸「だけどお前には恋愛の経験がないっ!!!!」
(運命が変わる前、悟は母のことが心配で暗くなっており、ここで陸に喝を入れられていた)
悟「周りにはいまいちピンとくる子がいないんだよな」
陸「なっまいき~」
悟「陸たちは相変わらずラブラブだよな?」
陸「お陰様でっ♪」
悟「出会ってからすぐだったもんなぁ…」
陸「なんかこう一目見て…」
悟・陸「運命感じた!」
陸「それでさー、今日その運命の人にこれ渡そうと思って!」
悟「何?」
陸「ゆーびーわっ♪バイトして買ったんだぁぁぁ!」
悟「もしかして……婚約指輪?」
陸「そーーーーーーぉ思われてもいいかな――――なんて――――!!」
悟「ちょっと見せろよ♪」
陸「何でだよやめろよっ!」
ここで2人が揉みあいになり、誤って指輪を道路に投げてしまう。
「お前なんてことすんだよ!」と慌てて陸が指輪を追いかけると、ちょうどそこに車が来ており、悟が慌てて陸を助けに飛び出す。(ここからまた運命が変わっている)
間一髪ところで陸も悟も車には轢かれず、事なきを得た。
そこへ、車を運転していた女性が声をかけてきた
?「君たち、大丈夫?」
なんとその運転手が、アルセーヌそっくりだったのである。
(といっても悟も陸もアルセーヌなんて知らないんだけど)
彼女は名刺を取り出し、2人に渡した。名前は朝倉芹奈という。
悟は彼女に一目惚れしたらしく、様子がおかしい。((久々のアドリブポイント!大千秋楽ではなんかチャラ男っぽくしてた(笑)))
陸はそんな悟の姿を見てにやにやしている。
芹奈が車に自分の携帯をとりに行くと、2人で名刺を見たりしながらとても仲良さげな様子だ。
悟「俺たちは同志だ」
陸「同志ィ?大げさだな(笑)親友だろ?」
悟「あぁ」
悟・陸「とーもよっ♪」
~完~
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は、はちゃめちゃにも程があるけどなんとか終わった~~~~~~~~~~~~~~~~というか無理やり終わらせた感~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
感想とか思ったことはまた別にUPします。今更とか言わないで。
まぁ自分の振り替えり用だから雑でもいいんだよ…うん…
でもミュージカルってすごい、というか歌って凄い。
台詞だけだとなかなか頭に入らないのに、メロディにのせることによって鮮明に思い出せる(部分が沢山ある)んだもんなー!
ミュージカル自体、苦手な人も一定数おられるようですが、わたしは大好きだなっ♩
とりあえず雑なまとめ、これにて完結!